歴史的に培われてきた信仰を探っていきます。
 |
港南区は横浜の南部にあり、その東半分は武蔵の国・西半分は相模の国でした。 その境は概ね現在の横浜横須賀道路が通っている分水嶺です。従って貞昌院は相模の国・旧鎌倉郡に位置しています。 この武相境界線は古代五畿内七道の東海道と東山道を分ける重要な稜線であり、武蔵側と相模側とでは地域の特性が異なっています。
たとえば、双体道祖神は相模側にしかみられません。（地図中●が石仏の分布です） この石仏や石塔たちは、かつての暮らしぶりを物語っており、 お供え物が絶えないことから、今でも大切に守られていることがわかります。 |
この地図はゼンリンのスーパー関東をもとにしています
