Welcome to the Zen Den

	曹洞宗は今から800年ほど前鎌倉時代に 高祖（こうそ）道元禅師（どうげんぜんじ）が我が国に伝えて、ゆるぎなき基礎を築かれ、４代目の太祖（たいそ）瑩山禅師（けいざんぜんじ）により、一層盛んになりました。 このお道元禅師、瑩山禅師のお二方を両祖大師（りょうそだいし）と申し上げます。

	両大本山（曹洞宗の根本道場） 両大本山の住職を貫首と呼び、2人の貫首が2年交代で管長（宗門の長）の職に就いています。
神奈川県横浜市 鶴見区鶴見2-1-1 Tsurumi,Yokohama, kanagawa pref.		福井県吉田郡 永平寺町志比 Eiheiji-cho,Yoshida-gun, Fukui perf.
開山：1321年 開祖：瑩山禅師 太祖瑩山禅師が能登の定賢律師に請われて1321年（元亨元）に開山、もとは石川県門前町にあったが、火災の後1911年（明治44）に横浜市鶴見区に移転。 founded in 1321 by Keizan zenji.		開山：1244年 開祖：道元禅師 高祖道元禅師が越前の波多野義重に請われて1244年（寛元2）に開山 founded in 1244 by Dogen zenji.

宗名： 曹洞宗（そうとうしゅう）

伝統： 曹洞宗はお釈迦さまより歴代の祖師がたによって相続されてきた正伝の仏法です。

仏教は、今から約2500年前にインド北部の王子であったお釈迦様によって開かれたものです。 その後中国を経て、日本に伝わり、聖徳太子によって全国に広められました。
鎌倉時代に曹洞宗の開祖・道元禅師（どうげんぜんじ）が、天台・臨済宗といった既成の仏教思想では飽き足らず、中国にわたり、天童山にて仏法を学びました。
帰国後に曹洞宗の基礎を築き、主著「正法眼蔵（しょうぼうげんぞう）」を著わしました。
永平寺四代目の瑩山禅師によって、曹洞宗は全国に広められ、 現在では、全国に約14,000の寺院があります。

本尊： 曹洞宗はお釈迦（しゃか）さまをご本尊として仰ぎます。 貞昌院のお寺のご本尊は十一面観世音菩薩です。

本尊唱名： 南無釈迦牟尼仏（なむしゃかむにぶつ）

教義：

わたしたちはみな、仏（ほとけ）の子（みこ）であり、生まれながらに仏心を具えています。
しかしそれに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみ悩みのもとをつくっています。
ひとたび仏さまに懺悔（さんげ）し帰依（きえ）するならば、心が落ち着いておのずから生活が調えられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、また、 どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。
そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。

主な経典：

基本経典
『正法眼蔵（しょうぼうげんぞう）』道元禅師が説示したもの（のちに弟子が編集したものを含む）
『伝光録（でんこうろく）』瑩山禅師の説法を側近僧がまとめたもの（提唱録）

日用経典
『修証義（しゅしょうぎ）』　明治時代におもに『正法眼蔵』から文言を抜き出して編集された在家信者の為の経典
『般若心経（はんにゃしんぎょう）』、『観音経（かんのんぎょう）』、『寿量品（じゅりょうほん）』などの諸経典を読誦（どくじゅ）します。

Dogen Zenji , the founder of Eiheiji , was born in 1200 A.D. When he was 24 , he went to China and devoted himself to true Zen practice under the strict guidance of Nyojozenji at Mt.Tendo. After having "dropped off both body and mind,"realizing the way of the Buddha, he returned home in 1228. He lived at Kenninji temple for 3 years, then founded his first temple, Kosho-Horinji in Uji, Kyoto.In 1244 Dogen zenji and his followers visited Shii-no-Sho in Echizen (now Fukui Prefecuture) to build a mountain temple. He was offerd land and other help for this by Yoshishige Hatano , a samurai who was one of his most devoted lay followers.
Dogen thus founded Eiheiji , where he devoted himself to training his followers in the perfection of Zen practice in every action of daily life.
He died on September 29, 1253, leaving a number of noted books including the Shobogenzo, Gakudo Yojinshu, and Eihei Dai Shingi.
Dogen zenji's authentic Zen has been scrupulously observed by his successors. Even today, both priests and lay people devote themselves to his practice of Shikantaza ("just sitting").

English explanation by Association of Soto Zen Buddhists.