曹洞宗 貞昌院 Teishoin Temple, Yokohama, Japan
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由緒縁起 Teishoin's History |
貞昌院が曹洞宗として創建されたのは天正10(1582)年です。それ以前は、天性院と称した天台宗の宿坊でした。宿坊はかつての「かまくらみち」下之道(しものみち)沿いに上之坊、下之坊の二坊があり、下之坊には菅原道真 四男、管秀才淳茂が起居し、道真自刻の尊像を奉祀して朝夕崇拝していたとされます。 貞昌院の北、永野小学校周辺は、「伊予殿根(いよどね)」という字(あざ)で呼ばれています。
『新編相模風土記』によれば「昔、天神神職、伊予というもの居住せし跡なれば此の称ありと云う」とあり、「永谷郷に居城し霊夢のお告げによって永谷天満宮を造営した」という藤原乗国(宅間藤原規富)の城跡はここ「伊予殿根」であると『日本城郭体系』では推測しています。そして乗国の子、憲方が伊予を名乗ったため、「伊予殿根」の地名が起ったと考えられます。 時代は下り、足利時代に一時廃絶された天性院を再建するにあたり、天正10年、川上(戸塚区川上町)徳翁寺の第四世住職 明堂文龍大和尚を請し、上永谷町字籠森(かごもり=現在の上永谷駅付近)に寺院が建立されました。これが曹洞宗としての貞昌院の始まりです。以降、貞昌院が永谷天満宮の別当寺院(住職が神主を兼ねる)となりました。 |
The Teishoin temple was built in Kagomori in 1582 (Azuchi-Momoyama era). During the Yedo era,1817,the temple was moved to this location (Kaminagaya, Konan-ward, Yokohama). Destroyed by a fire in the Meiji era,only the Goddes of Mercy(Kannon) and the beautifully carved transom windows were recovered thanks to help from neighbors. In the main hall presiders our precious Buddha carved by well-known Gasen Hasegawa in 1991. |
Contents
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桜満開の貞昌院を空中散歩
満開の桜に彩られた天神山の向こうに丹沢の山々と富士山も見えます。 |
Access MAP
233-0012 神奈川県横浜市港南区 上永谷 5-1-3 Address: 5-1-3 Kaminagaya ,Konan-ku, Yokohama, JAPAN Phone 045-843-8852 FAX 045-843-8864 Email kameno@teishoin.net |
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