三松関

三松関
Sanshokan-gate


 本山第一の関門で、大正9年落慶しました。

 特異な高麗門の様式で、門柱の幅は三尺五寸(約1メートル)角の総欅造りです。

 修行にきた僧侶は、まずここの門で一夜を過ごしてから上山します。
 門の脇の建物には「新至安下処(しんとうあんげしょ)」という看板がが掲げられています。これは、新至(=新しい修行僧)が最初に草鞋を脱いで、休息する場所という意味です。
 私にとっても、とても想い出の残る門です。


Return
Teishoin.net by Rev.Tetsuya Kameno is licensed under a Creative Commons